[最終更新日 : 2013年9月3日]
わたしたちは、がん患者さんのさまざまな悩み・相談にも対応し、患者さんの「生活の質」を最大限に大切にするよう心がけます。そして、より良い生活を送ることができるよう患者さんと「共に」がんと闘っていきます。
ビジョンの柱となる2つの「実践」
「標準治療」の実践
「標準治療」とは、「世界で最も優れた最善かつ最良の治療」のことを言います。当科ではこの世界水準の「標準治療」の実践を心がけていきます。
標準治療は、過去から現在までのあらゆる医学研究(基礎研究・臨床研究)の結果から見いだされた最善の治療法です。標準治療の実践こそが、患者さんに最大限の利益をもたらすことになるのです。
「チーム医療」の実践
最善のがん診療をしていくためには、「チーム医療・チーム力」が大切です。
がんの「チーム医療」を担当するのは、外科医、婦人科医、放射線治療医、緩和ケア医(チーム)、精神科医、看護師(がん専門、がん化学療法認定、緩和ケア認定、がん性疼痛認定)、薬剤師、ソーシャルワーカー、栄養士、ピアサポーターなど多岐にわたります。
腫瘍内科の役割は、その「チーム医療」をより円滑に実践するための、架け橋(コーディネーター)となるよう連携を密に図っていきます。