[最終更新日 : 2022年6月15日]
1.診療実績
2015/1/1~2015/12/31の新患者数 288名
院内紹介 69名
院外紹介 104名
セカンドオピニオン 115名
年間新患数の推移
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |
乳がん | 78 | 75 | 75 | 78 | 88 | 88 | 71 |
婦人科がん | 114 | 131 | 107 | 87 | 72 | 71 | 42 |
消化器がん | 34 | 35 | 54 | 46 | 39 | 24 | 16 |
血液腫瘍 | 9 | 6 | 4 | 6 | 6 | 1 | 2 |
泌尿器がん | 9 | 7 | 15 | 10 | 7 | 7 | 3 |
肺がん | 20 | 14 | 21 | 14 | 8 | 11 | 6 |
原発不明がん | 5 | 6 | 10 | 9 | 9 | 11 | 4 |
骨軟部肉腫 | 5 | 6 | 21 | 2 | 3 | 2 | 1 |
中枢神経腫瘍 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
頭頸部腫瘍 | 5 | 9 | 4 | 7 | 1 | 3 | 2 |
皮膚がん | 3 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5 | 2 |
その他 | 6 | 6 | 29 | 16 | 1 | 44 | 2 |
合計 | 288 | 297 | 332 | 279 | 237 | 267 | 151 |
当科の特徴として、婦人科がん、乳がんのような女性のがんが多いのが特徴です。婦人科がんや乳がんを専門とする腫瘍内科は日本では非常に少ないのが現状です。当科は、日本でも数少ない女性腫瘍専門の腫瘍内科として取り組んでいます。
手術後の抗がん剤を当院で受けたい、再発後の治療を当院で受けたい、という患者さんも積極的に診療しています。
また、他の病院ではあまり専門としてない胚細胞性腫瘍、肉腫、原発不明がん、などの稀少がんも専門的に取り組んでいます。
2.臨床研究
- 卵巣がんNivolumab phase II trial(治験)
- 卵巣がんAvelumab phase II trial(治験予定)
- 卵巣がんVeriparib phase III trial(治験予定)
- 食道がんに対するCDDP+5FU+weekly paclitaxelのPhase I/II study(消化器病センターと共同)
- 膀胱がんに対する動注CDDP+GEMのPhase I/II study(泌尿器科との共同)
- 卵巣がんGEM+BevacizumabのPhase II study(4病院合同プロトコール)
- 制吐剤の臨床試験(順天堂大学との共同試験)
- 乳がんの術後補助療法(4病院合同プロトコール)
- 婦人科がんの制吐剤の臨床試験(JGOG)
- 化学療法中の食事に関する研究
- 制吐剤のガイドラインコンプライアンスの研究
- がんサバイバー実態調査研究(厚労科研費高橋班)
- がん患者さんの意思決定に関する研究
- 今後の予定: WJOG、CSPORの臨床試験に参加
研究面では、婦人科がん、乳がん、食道がんなどの臨床研究に取り組んでいます。新薬の治験などもやっています。当院でできない(国立がん研究センターなどで施行中)新薬の治験などの紹介なども行っています。